眼瞼と皮膚の外科手術のスペシャリスト
「機能」と「整容」の両立を目指す
形成外科とは、体表面とそれに近い臓器に対し、「機能」的にはもちろんのこと「整容」的にも可及的正常に再建する診療科と定義されています。まぶたとヒフの手術は、その最たるものです。
皮膚腫瘍の手術は、形成外科医が最も多く経験する手術です。しかし、教科書通りに行うことが、整容的に良い結果になるとは限らず、そこには経験が必要です。一方、まぶたは常に眼球と接していますので、常に視機能に直結します。形成外科医は繊細な手術手技を修得していますが、視機能の評価はできません。海外では眼科と形成外科の中間にあたる眼形成外科が独立診療科として見られますが、本邦にはほとんどありません。院長は、真の眼形成外科医、眼瞼手術のスペシャリストになるため、形成外科医でありながら眼科で5年間基礎を学んだ珍しい経歴を有する極めて稀な医師と言えます。
略歴
1989年 | 日本医科大学卒業 皮膚科学教室形成外科 入局 |
---|---|
1991年 | 日本医科大学付属第二病院 外科・消化器病センター・麻酔科 研修 |
1993年 | 日本医科大学 形成外科 助手
|
1994年 | オーストラリア ロイヤルアデレード病院 頭蓋顔面外科 留学
|
1996年 | 日本医科大学付属病院 高度救命救急センター 助手
|
1997年 | おもと会大浜第一病院 形成外科・皮膚科 医長
|
2000年 | 日本医科大学付属病院 形成外科・美容外科 医局長
|
2003年 | 日本医科大学 形成外科 講師
|
2005年 | 日本医科大学 形成外科 助教授
|
2005年 | 日本医科大学付属第二病院 形成外科 部長
|
2010年 | 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科 教授
|
2016年 | オーストラリア ロイヤルアデレード病院 眼形成外科 留学
|
2017年 | 日本医科大学 眼科 助教
|
2017年 | 日本医科大学武蔵小杉病院 眼形成外科 担当
|
2018年 | 日本医科大学武蔵小杉病院 眼科 講師
|
2022年 | 日本医科大学付属病院 形成外科・眼科 非常勤講師
|
日本医科大学千葉北総病院 形成外科・眼科 非常勤講師
| |
聖マリアンナ医科大学川崎市立多摩病院 眼科 登録医
| |
2023年 | 千駄木まぶたとひふの外科クリニック 千駄木プラザ形成外科開院(7/1) |
所属学会(役職のみ)
日本眼形成再建外科学会 理事 (第8回副会長)
日本眼科手術学会 理事
日本眼窩疾患シンポジウム 理事(第33回会長)
日本頭蓋顎顔面外科学会代議員
日本美容外科学会 評議員
日本熱傷学会 評議員
日本創傷外科学会 評議員
資格
医学博士
日本形成外科学会専門医
日本形成外科学会領域指導医
日本美容医療協会美容レーザー適正認定医
日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医
日本熱傷学会専門医
日本創傷外科学会専門医
日本褥瘡学会認定師
まぶたの手術は眼科か形成外科か?ヒフの手術は皮膚科か形成外科か?
大変よく聞かれる質問です。体表面とそれに近い臓器を主に手術で治すことを仕事とする形成外科医は、まぶたはもちろんのこと、全身のヒフに対する形成外科的手術を習得しています。手術ができてこその形成外科医ですので、若いころからひたすら手術手技を磨きます。一方で、手術の前提は術前術後を含めた正確な診断と評価です。それには眼科学、皮膚科学の修得が必要です。以上より、手術を受ける際には、診療科で選ぶのではなく、手術対象となる疾患の診断学と形成外科的手術手技の両者を兼ね備えた医師を選ぶことが重要になります。つまり、皮膚科学、眼科学を修得した形成外科医もしくは、形成外科的手技を習得した皮膚科医、眼科医であれば安心できるということです。
当クリニックの院長は、大学卒業後、最初に皮膚科に入局し、民間病院での皮膚科部長も経験したことに加え、現在も皮膚科の先生方と密に交流しています。一方で、眼科にも4年間在籍しておりますので、まぶたの手術に必要な眼科学も修得しております。
このような経験を有する医師は決して多くありません。安心してご来院ください。